過食症を治す意識改善の仕方
過食症を治すためには、基本的には医師の力や周囲の理解が必要です。
その理由は、過食の方の多くは、自分ではコントロールのできない食生活を送っています。
そのため自分だけでは過食から抜け出せられない場合が多いからです。
また、過食症を病気だと認識していない方も多くいます。
「ちょっと食べ過ぎてしまっただけ」「口が寂しいからつまんでいるだけ」「ダイエットのリバウンド」など、軽く考えてしまうのです。
しかし、周囲から見て、その食生活は健康的ではないのです。
こういった場合は『自分を客観視してくれる人の存在』が大切なのです。
焦らずに治すという意識が大切
過食症を認識している場合は、あせらずに「今すぐ治さなければ」という考え方はやめましょう。その焦りというストレスが過食症状を重くしてしまうのです。
「自分は病気になってしまったけど、上手に付き合っていこう」
このくらいの気持ちで、完治にむけて治療しましょう。
過食症は、命の危険もありますし、消化器官の疾患やうつ病などを発症してしまう病気ですが「一生付き合う病気」でも「治らなくても良い病気」でもありません。
しかし、過食症とは、食に対するコントロールができない状態ですので、完治には本人の精神状態が大きく関わってきます。
どうか自分を追い詰めないでください。
過食症は、病気なのです。
必ず治りますので、ゆっくりと治していきましょう。