病院(精神科・神経科・心療内科)で治療される過食症・拒食症とは?

過食症は何科に行けばいいのか?

病院

多くの拒食症に悩んでいる方は、精神科(神経科)や心療内科への通院をしています。

胃腸などの消化器官にも支障が出ている場合でも、精神科で対処してくれる場合がほとんどです。

病院がしてくれる治療は、主に過食に対する指導です。
『行動療法』や『認知療法』などと呼ばれています。

病状により、点滴や薬物療法などを行なう場合もあります。

病院で行われる過食症の治療法

行動療法

食生活を見直す治療です。
毎日(毎回)の食事を記録にとったり、下剤などの乱用を是正し、過食への偏った考え方や欲求を修正していきます。

認知療法

まずは、病気であることを認められるように、現在の体の状態などをしっかりと把握することが完治への条件となります。
「過食症とはどのような病気なのか」を知ることで、回復の速度は早くなります。

対人関係療法

過食症の原因の多くは、対人関係によるストレスです。
どのような問題が過食の原因となっているかを見ていきます。

かかりつけの病院があると、過食嘔吐や自殺願望などの激しい症状でも対応してもらえます。
過食による身体的な支障にも、点滴や注射のような即効性のある治療をしてもらえるので、病院は過食症患者さんにとっては、大きな支えとなります。